Jun 20

夏の正しい過ごし方

先日配信したメルマガ英語バージョンの、日本語をこちらに掲載してみます。
こちらはJAM-Japanese Acupuncture and Moxibustionからのニュースレターでした。よって今回は鍼灸に関する内容の投稿をお楽しみください。」

Write your awesome label here.


今回のニュースレターでは、夏というシーズンの正しい過ごし方、そして正しくすごすことがいかにしていかに秋、冬を楽に過ごせるようになるのか、という話をしていきたいと思います。

夏といえばビール、アイス、きらきら光る炭酸飲料、冷たいフルール、短パン、半袖(むしろ着てないように見えるような服など)
日本は35度や40度を超える厳しい真夏日がかなり長く続く日もありますので、そんな時には日中火照った体を冷やすのに、冷たいものも「たまに」「少しだけ」利用して体を暑さから少し休憩させる必要も出てきます。


しかし!
あなたが住んでいる場所はどうですか?!


トロントは、真夏がいつかも定かにならないような都市。
30度を超える真夏日自体が少ない都市ですね、ここは。


そんなに冷えたビールは体を冷やしすぎます。
アイスは冷たすぎます(そしてみんな「オケージョナリー」の回数多すぎ)
冷たいフルーツは、常夏で昼も夜も暑い国に住む人たちの体を冷やすためにはあうのでしょうが、、3時すぎると寒くなり、日陰にいると何か羽織りたくなるトロントでは体を冷やしすぎてしまいます。

夏を楽しみたいのはわかります。そして楽しむ事は大事なことです!

夏を楽しく健康的に過ごす方法:
しっかり体を動かし、しっかり汗をかき、汗をかいたらちゃんと拭き取って肌を包む。しっかり食べてしっかり睡眠を取る。


「行動」や「自分の中身」をアクティブにするんです。

夏らしい格好や夏らしい食べ物で夏らしくするんじゃない。
夏にふさわしい行動(体を動かす、外で体を使った活動を積極的にする)が必要であり、私たちの理想とする夏らしい食べ物、洋服は確実に体を冷やしすぎます。


「体感温度」というものが、みなさんの中にちゃんと感じ取れますか?

最高気温になる実際の気温の数字を見て洋服や食べ物を決めていませんか?

本当に必要なのは、「自分の体は今、何度と感じているか」(朝晩は寒いとか、冷房の効いた部屋にいる時は寒いとか)であり、今日の最高気温の数字だけで自分の現在の体感温度を設定して、実際に肌で感じられる気温をちゃんと感じ取ろうとしていない傾向にあります。


正しく夏を過ごさないと、そのツケがドップリと秋、冬に回ってきます。

それでもまだ若い時にはそこまでのダメージを感じずに過ごすでしょう。でもそれが5年続き、10年続き・・体のダメージを貯め続けながらどんどん歳をとっていくと、その歪みが年取ってからさまざまな問題を作っていきます。

昔はすぐに治癒した症状が最近は全然治らない
以前は気にもしてなかったけど最近はずっとそこにある。

体からの警告はちゃんと認識しているのに、毎日の忙しさのために見てみぬふりをしてきた。
なーんて心当たりある方たくさんいらっしゃるでしょう。



鍼灸治療は、

冷えた体を温めることも
弱った体を強くすることも

不摂生をなかったことにすることも(時と場合による)

すでに病気になってしまった体の動きを取り戻すことも
心と体のバランスをとることも

全部できます。


鍼灸治療が必要な方、

一度どこかのタイミングで、ご相談くださいね。


なんか最近体調悪いな。
今度医者に診てもらってチェックしてもらおう。

体調悪いなと思うという事はすでにもう症状が出ているという証拠。
必要なのは治療です。鍼灸治療は、「治療」だけではなく「出てきそうでまだ完全に病名化まで悪くなっていない症状までを追い払う」事も可能です。


ドクターにチェックしてもらって「何も問題ありません」と言われる事ほど怖い事はないと思いませんか?

ドクターにチェックしてもらうというその行為、それは何も体を治癒させる方には向かっていない事に気づいていますか?むしろ気になる症状があるからテストしているのに、「問題ないから治療しなくていいですよ、大丈夫!」って太鼓判押されているんです。



わかりますか?この怖さが。



自分の夏の体感温度を自分でキャッチ出来ないように、自分の中の「助けて」サインも気づくことができない。いえ、気づいているからこそ行ったドクターのテストで、そのサインを「帳消し」されてしまう。

何が起きているか認識できますか?


何かおかしいなと思ったら、


必要なのは「テスト」ではなく「治療」です。



この段階での症状での治療が、
西洋医学では存在しないだけなのです。

ぜひ、「自分の体のSOSのサインが見つけられる」自分になってくださいますように。


そのために今年の夏は、

「今日自分の過ごす場所の体感温度はどんなだろうな」と想像してもらい、

朝晩の冷え込み、自分がどこにいるのか(冷房の中なのか、山奥なのか、直射日光の真下なのか、湖で泳ぐのかなど)状況にあわせて体を痛めつけない洋服を着て、


冷たいものを極力控え、(たまに・・は、いっそのことなしにする!)


思いっきり体を使って大胆に行動をして、
温かいものを美味しく頂き、夏らしく豪快に笑い、しっかり睡眠をとり、
夏らしい日々を楽しんでくださいね。



気になる症状がある方は、今すぐ予約を!


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